国内線での持ち込み手荷物のサイズと重さ-不可になるケースも参考に

ゴールデンウィークなどの大型連休には旅行を計画する方も多いと思います。
最近では国内線も運賃が手頃になり、移動手段として定着しましたね。

飛行機に乗る際にちょっと面倒だなと思うのが荷物の預け入れ。
受け取りにも少々時間が取られますし、できれば手荷物は機内に持ち込みたいですよね。

このくらいのサイズなら大丈夫だと思ったのに~
なんて持ち込み不可になってしまった経験談もありますから、国内線を利用する前に自分の手荷物のサイズが持ち込み可能かしっかりチェックしておきましょう。

今回は国内線に持ち込める手荷物のサイズと、持ち込み不可になってしまうパターンについてご紹介します。

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国内線での持ち込みの荷物と手荷物の規則

国内線持ち込み手荷物
国内線への手荷物の持ち込みって、2009年より規則が改定されてそれ以前に比べて持ち込みサイズのチェックが厳しくなっているんですよね。

それ以前は少しくらいのオーバーなら持ち込み手荷物として通してくれることも多かったのですが、
この規則改定により、国内線の持ち込み手荷物検査のゲート自体が持ち込みの規格サイズぴったりの通し口に変更されています。

ほんのちょっとのオーバーだし~って今まで使っていたキャリーケースやボストンバッグを持って行くと、
ゲートを通せず「持ち込みは不可です。預かりになりますので手続きを…」と言われてしまうわけです。

久しぶりに国内線に乗る時に引っかかったら嫌ですよねー。

このくらいいいじゃないの~~!

なんて一悶着起こしているお客さんをたまに見かけますけど、
あれはマナーとして最悪のパターンじゃないですか。
そのために離陸時間が何十分も遅れてしまうこともあるんですよね。

一悶着で5分、その後結局手荷物預け入れ手続きで10分。
この1人の15分が仮に100人乗っている国内線だとしたら?

 15分x当人除く99人=1485分(24時間45分)の時間を奪っている ことに…

忙しい日々を過ごしている中でのやっとの余暇です、誰でも貴重な時間を1人のわがままで潰されてはたまりませんよね。

そんな迷惑な人にならない為に、国内線の持ち込み手荷物のサイズを知って、
しっかりと規格内に収めて準備をしたいと思います。

国内線で持ち込み可能なサイズ規格と手荷物の個数

手荷物持ち込みのサイズ制限は2種類

国内線の手荷物持ち込みのサイズ規格は、登場する飛行機の規模によって2種類あるってご存じでしたか?
私は知らなかったんですけど、JALやANAでは

・座席数が100席以上の飛行機
・座席数が100席未満の飛行機

で手荷物の持ち込み可能なサイズが異なるんだそうです。

これは 国内線のどの航空会社でもほぼ同一のサイズ規格 となっています。

一部格安航空会社では数センチの差はありますが、
絶対に格安航空会社しか使わないとは言い切れないですから、小さい方のサイズに合わせておけばどこでも大丈夫と考えるのが正解かなと思います。

国内線の持ち込み手荷物サイズ規格

座席数100席以上の国内線
高さ幅奥行き3辺の合計が115cm以内
かつ
高さ55cm/幅40cm/奥行き25cm以内
座席数100席未満の国内線
高さ幅奥行き3辺の合計が100cm以内
かつ
高さ45cm/幅35cm/奥行き/20cm以内

バッグを選ぶ際に記載されている表示では
H(高さ)xW(幅)xD(奥行)と書かれていることがありますのでご参考までに。


ここで注意したい点が3辺それぞれの長さです。

合計は規格内でおさまっているのに1辺がオーバーしていたために持ち込み不可とされてしまうケースが結構あるんです。

キャリーケースの場合は特に、 キャスターやハンドル、外ポケット が規格内に収まらず持ち込みアウト!となることもあるようです。

持ち込み手荷物検査の時に軽く押して通してくれる検査員さんもいるようですが(・・;
こちらは運次第になってしまうので最初からサイズ規格に合わせて選びたいですね。

国内線機内持ち込みの手荷物の数は

国内線のエコノミークラスにおいては、手荷物の持ち込み個数は1個となっています。

ただし、ハンドバッグや手提げなどの小さいもので、
 搭乗中にシートの下における大きさであれば持ち込み手荷物1個+アルファ で持ち込みを許可してもらえるようです。

大きなリュック、バックパック、アタッシュケースなどは別の手荷物としてカウントされ、どちらかひとつを預け入れするよう指示されることになります。

普段買い物に持っていくようなショルダーバッグくらいのものだったら大丈夫そうですね。

家族で1個ではなく1人1個(乳幼児は除く)なので、お子様の手荷物にうまく分配すれば…フフ(・・*

国内線への持ち込み不可に?重さに注意

国内線への手荷物の持ち込みで、サイズや個数が規格内であっても持ち込み不可となるケースが、
荷物の重さが規格オーバーとなってしまうパターンです。

機内持ち込みの手荷物の重さ制限は10kgとなっていて、
この制限重量には 身の回り品を入れたハンドバッグ等の重さも含みます 

大きい方のバッグだけ10kgに収めたとしても、ハンドバッグが思いのほか重かった…!
とか女性ならありがちなパターンですよね。

化粧品+携帯+鏡+お財布+人によっては本とかタブレットとか。

飛行機暇だし乾燥するしお化粧直ししたいし~なんて。うっかりすると1kg超コース(・・:
バッグ自体も重かったりしてw

機内に持ち込みたい手荷物全ての合計で10kg以内
子供も同様です。

うっかり重量を超えてしまって荷物を預け入れすることになっても超過料金は発生しないので、
その点はご安心ください(・・。

余談ですが
私は帰りのお土産で引っかかった事があります。旅先でペラペラのファスナー付ビニールバッグを買って(これが意外と高い)預け入れ荷物にしました(・・;
ちなみに預け入れ荷物の重量制限は23kgだそうです。

国内線での手荷物持ち込みのまとめ

国内線の手荷物の持ち込みのサイズ重量に関する注意点をまとめると…

・国内線で手荷物を持ち込みにする場合はサイズと重さに注意が必要である。

・サイズは3辺の合計だけでなく、1辺ごとの上限がある。

・手荷物の個数制限は1個+アルファでハンドバッグ等は含まれない。

・重量は機内持ち込み総計で10kg以内。

・子供も大人と同じ規格があてはまる。

となりました。

JAL・ANAでは小型の国内線の場合は一回り小さい手荷物持ち込み規格になり注意が必要です。

自分の乗る国内線が100席未満になることがないとは限りませんので、
これから旅行用のバッグを購入する予定がある場合は、
H45cmxW35cmxD20cm以内で選べばいつでも使えていいかもしれませんね。

もちろん軽量のものを(・・!

機内持ち込み禁止品についてはこちらの記事を参考にして下さい*

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