もうじき母の日ですね。今年のプレゼントは決まりましたか?
母の日のプレゼントではお花を贈るのが定番ですが、今年は鉢植えのお花にしてみてはいかがでしょう~。
毎年お母さんへの感謝の気持ちをあらわす機会があるのはありがたいですし、プレゼントを贈りたい気持ちははっきりしているのに、何をプレゼントするかがなかなか決められないんですよね。
そして定番のカーネーションの花束とちょっとしたお菓子になってしまう。
お菓子はペロッと食べてなくなってしまうし、カーネーションは1週間くらいでシオシオに(・・;
毎年ちょっと寂しいなと思っていたので、今年は鉢植えのお花を贈ることにしました!
母の日のプレゼントに適した鉢植えの花と、長持ちする花、ついでに花言葉とかも調べてみましたよ~!
母の日のプレゼントに鉢植えを選ぶ理由
母の日のプレゼントにはとりあえずカーネーションの花束を贈ってきた私ですが、今回の母の日からプレゼントのお花は鉢植えを贈ることにしました。
きっかけはというと、以前実家の母の誕生日にベコニアの鉢植えをプレゼントしたんですね。
それで半年以上経って先日実家へ帰った時に、すごく大きくなっていて、大切に育ててくれているのがわかって嬉しかったんです(・・*
という経験から、プレゼントを贈った側がうれしいという手前勝手な理由がひとつめです。
もうひとつは母側の反応です。
母の方も、成長を見たり次の開花期にもきれいに花が咲くととてもうれしいようで、
「私って園芸の才能があるのよ♪」なんて言ってくるほど。
今では自慢の鉢植えになっているようです。
切り花の花束は、長持ちしても母の日から2週間ほどで枯れてしまいますし、枯れゆく姿を見るのはなんとも切ないんですよね。
後に残らないからこそ花束を好む方もいらっしゃいますが、育てることにやりがいを感じられるようなお母さんなら、ぜひ今度の母の日は鉢植えのお花をプレゼントされてはいかがでしょうか。
園芸なんて興味なさそうだと思っていた母でも見事に鉢植えは成長していますよ(・・*
母の日向きの鉢植えの花 長持ちするのは?
母の日にプレゼントする鉢植えの花で、5月に花をつける物は?
実際に母の日にプレゼントされてうれしかったという花の種類を集めてみました。
お母さんのイメージに合うものを選ばれるのが良いと思いますが、
栽培の難易度と母の日向けの花言葉も合わせて記載しておきますので参考にしてみてください。
母の日のカーネーション
お手入れ難易度★★★★☆
花言葉-愛/【色別】赤「母への愛」、ピンク「感謝」、オレンジ「清らかな慕情」、紫「気品、尊敬」、白・黄色・濃赤はネガティブな花言葉になります。
母の日プレゼントの定番ですね。見栄えも華やかで可愛らしく大変好まれますが、花を長持ちさせたり翌年も花を付けるには、丁寧なお手入れが必要です。詳しくは次章を参考にして下さい。
母の日のあじさい
お手入れ難易度★★☆☆☆
花言葉-移り気・・・・(・・;
最近では華やかな八重の花を咲かせるあじさいなどもあり、母の日のプレゼントとしても人気が高まっていますね。花が長持ちで水と栄養があればわりと放任でも翌年も花をつけてくれます。
剪定しないといくらでも大きくなるのも特徴。
鉢植えでも株が大きい物が多いので置き場所を考慮する必要があるかも(・・。
母の日のベゴニア
栽培難易度★★★☆☆
花言葉-幸福な日々
品種がとても多いベゴニアの中でも華やかな八重咲きのリーガスベゴニアの人気が高いですね。
こちらも花が長持ちする鉢花で、寒さには弱いですが室内で気をつけて栽培すれば毎年花を咲かせてくれます。
寒さには弱いけどエアコンの風による乾燥にも弱く、冷暖房の風にあたりすぎるといくらか花がポロポロと落ちてしまったりします。冬場の置き場所だけ気を使うかもしれません。
ぷっくりした花葉がかわいいですよ。
母の日のクレマチス
栽培難易度★★☆☆☆
花言葉-精神の美
鮮やかで大きな花を付けるクレマチスも母の日のプレゼントとして人気があります。
蔦性の花なので、長持ちするほど大きくなりますが(・・;
日当たりの良い置き場所の確保と水やりさえ欠かさなければ元気に長持ちしてくれます。
木漏れ日やサンシェードの下くらいの日当たりで放置しても大丈夫だったとか。
母の日のカラー
栽培難易度★★★★☆
花言葉-華麗なる美
一重の花がクールでスタイリッシュなカラーは、ひらひらなお花のイメージではないお母さんへのプレゼントで人気があります。
鉢植えで売られているカラーは畑地性で暑さ寒さに弱く、水やりの加減も少し注意が必要です。
花は長持ちすれば2ヶ月弱開花します。
母の日のデンドロビューム
栽培難易度★★☆☆☆
花言葉-わがままな美人、思いやり
ランの中でもはとびきり育てやすいことで人気なのがデンドロビュームです。
水も日光もそこそこで、やりすぎ注意、寒さにさらすことも必要だったりとすこしスパルタな栽培方法のコツがありますが、丈夫な株に育てられればわりとほったらかしでも咲いてくれます。
デンドロは家にあったから…
私はアジサイかリーガースベゴニアにしようかな(・・*
母の日にカーネーションの鉢植えを贈るなら
母の日のプレゼントといえば!のカーネーション、華やかでかわいい花なのでやはりカーネーションを贈りたいと思う方もいるかもしれませんが、実は切り花も鉢植えも長持ちさせるには結構なコツが必要なんです。
カーネーションは多年草なのに、育て方が難しいため一年草として扱うお花屋さんもあるほどだそう。
今回は母の日にカーネーションの鉢植えをプレゼントするならどんな鉢植えを選ぶべきか、またお母様宛の手紙に添えられるように簡単な鉢植えの手入れ方法を紹介します。
母の日に贈るカーネーションの鉢植えの選び方
母の日向けのカーネーションの鉢植えは、豪華に見えるように一株でつぼみがたくさんつくように育てられているものが多くなっています。
そのため、一鉢の栄養分に対して花の量が過剰となり、つぼみに十分な栄養が行き渡りません。
よく聞く、「母の日にカーネーションの鉢植えをもらったけど、つぼみのまま枯れちゃった。」というパターンは、この時期の豪華に見えるために育てられた株をそのまま育ててしまって起こっていることが少なくありません。
母の日のプレゼントにカーネーションの鉢植えを贈るならば、コンパクトな鉢にぎゅぎゅっと詰まるように蕾が付いているような鉢植えは避けたほうが良いと思います。
そしてつぼみの状態が選べるのであれば、プレゼントする当日に六~八分咲きになりそうな鉢植えがおすすめです。
カーネーションの鉢植えを長持ちさせる方法
1.カーネーションの鉢植えが自宅に届いた時、ラッピングやリボンのたぐいは全て取り外します。
2.カゴなどもはずし、カーネーションの花や葉に掛からないよう土に直接水をたっぷりとあげます。
3.鉢の下から水が垂れなくなるくらい水が切れたらバスケットに戻します。
4.カーネーションは日当たりの良い場所を好みますので、屋内に置くなら日差しのある窓際に、日中は屋外やベランダで日光浴をさせてあげます。気温が0℃以下にならない場所においてください。
5.翌日花を見て、萎れが戻っていない花や変色した花、同様の葉っぱ、軽くつまんで中がスカスカのつぼみがあれば摘み取ります。
しおれ始めた花を放置するとどんどん栄養が失われてしまうので、早く摘み取ることが大事です。
枝折れがあったら切り離します。
6.水やりは土が乾いたらたっぷりあげることを繰り返します。常に土が湿っている状態では枯れてしまいます。
7.液体肥料を月に1本くらいのペースで与えます。
この作業で1シーズン目は長く花が楽しめると思います。
翌年も花を咲かせるには?
カーネーションの根が鉢いっぱいに詰まっている状態なら、花が一通り咲き終わったら一回り大きいサイズの鉢に植え替え、少し落ち着かせてから全丈の半分くらいで茎を剪定します。
夏は明るい日陰で乾燥に注意、冬は室内で気温に注意し、うまくいけば翌シーズンまでに新しい茎が伸びて花をつけます。
これがなかなか難しいようです。
剪定がうまくいくとどんどん大きくなっていって地植えにしないと収まらないほどになるそうですがw
大変そうだけどそこまで育ったらちょっと感動ですよね(・・*
母の日のプレゼントに鉢植えをのまとめ
母の日向け鉢花、プレゼントの候補がみつかれば幸いです。
花言葉も記載してみましたが、華麗な花にはそのエピソードからくる明暗の暗面があったりして、
これを気にしていたら何も贈れないなと思ってしまいました(・・;
結局はお母様のイメージと暮らす家に合いそうなお花か、プレゼントするご自分の好みでいいんじゃないかなと思います。
今回は花のイメージを伝えるためにネットショップの画像を載せていますが、実際に園芸店で見て選べるならそれが一番いいかと思います。
すてきな鉢花でお母様に優しい時間ができますように。